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「は、はは…あはは……
あーはははは!はは、あははは!」
笑いが止まらない
ネジが外れたように私は笑った
そんな私を見て、二人は警戒の意を強くしたのがわかった
「ごめ、ごめんなさい
なんだか呆れたって言うか…記憶がないうえにタイムスリップ
自分が漫画の主人公みたいでおっかしくて」
「た、たいむすりっぷ?」
「タイムスリップって言うのは物体が過去や未来に時空間移動する事です
物体と言うのは私の事…」
「つまり、アンタは」
「はい その通りです」
「どういう事だ?」
「真田さん、私は今いるこの現空間から約500年後の未来から来ました」
「な!なんと!!主は未来から来たと?」
「ええ まあそう言う事になります」
「お嬢ちゃんの持っていた袋を調べたら意味がわからない物が多数入ってたし、あんな着物見たことも… 素材からして全て違ってた」
…迷彩男なんて言った?
私の持ち物があったのは初めて知ったが、中身をみてこの時代の人間じゃないとわかっていて殺そうとしたのか…
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