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そんなこんなでハルくんの用意も終わった。
今はハルくんの部屋で休憩中。
「あ、そういえばさ、拓磨(タクマ)と蒼羅(ソウラ)は?」
「拓磨と蒼羅は多分食堂手伝ってると思うよ。そろそろ夕飯の時間だし、食堂行く?」
「そうだね~。」
拓磨と蒼羅は昨日には荷物の用意終わってたなぁ…
「俺琉紀連れてくるからさ、ハルくん先行ってて。」
「りょーかーい」
ハルくんが階段を降りていくのを見て、俺は部屋に戻った。
片付いてるかな?
「琉紀~終わったぁ?……あら。」
確かに片付いてるんだけど、肝心の琉紀は二段ベッドの上で寝ていた。
二段ベッドの上は俺の寝床…。
「なんでわざわざ上で寝るんだよぉ…。琉紀~起きないと夕飯なくなるよ?」
琉紀を揺らしながら声をかけると、琉紀はう~んとうなりながら起き上がった。
「…ん?あ!愁ちゃん!!みて!部屋!!」
「見た見た!お疲れ~。食堂行こ?」
「うんっ!」
部屋を出て、食堂に向かう。
琉紀の頭が寝癖で角はえてるみたいになってるけどなんか面白かったから言わなかった(笑)
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