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必要なものをまとめるって言ってもなぁ…。
てかその必要なものが分からないから愁くんのとこ行ったんだけどな。
なんか時にそのまま流されちゃった。
オイラは適当に散らばった服等をたたんで、隅に重ねておいておいた。
「愁くんおっそーい」
床に寝転びながら呟く。
愁くんが来るまで何をしようか考えながらゴロゴロ床を転がっていると、オイラは寝てしまった。
『愁ちゃんのバカ!ヘタレ!!ムダ筋~!!!!!』
「…ん!?」
突然響いた琉紀の声でオイラは目を覚ました。
それとほぼ同時に、ノックの音。
コンコンッ
『愁でーす』
「はいはーい」
ガチャッとドアを開けて愁くんが入ってきた。
「お待たせハルくん。…寝てた?」
目、半開きだよ?
と、大きな目をこちらに向けて問いただす愁くん。
「うん。さっきの琉紀の声で起きた。」
「ふっ!!ハ、ハルくん!!」
「あっ、ごめん愁くん。」
愁くんによると、どうもヘタレを気にしてるらしくて。
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