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灯火「父さん!!」
俺は必死で親父に駆寄った…まだ助かる見込みがあると信じて…
親父「ああ…灯火か…もう父さんは駄目みたい…だ…これを受け取ってくれないか?」
クシャクシャに俺の頭を撫でて自分のデュエルディスクからカードを一枚取り出し俺に渡した…
灯火「父さんの大切なカードじゃないか!!こんな大切な物受け取れな…」
俺の言葉を親父が遮った…
親父「真実から逃げるな!それが俺達との誓いだったはずだ!」
親父の体が少しづつ消えて行く…その時の親父の本気の声で全てを理解した…親父は本気なのだと…
黒いマントの男「……………フッ…まあいいだろう見逃してやろう…今回の目標は鳳凰の命のみ…じゃあな…」
そう言って黒いマントの男は去って行った…そしてその時俺は黒いマントの男に変なアザがある事に気付いたそれが何かは知らない…だが俺には復讐する事以外考えれなかった…そして気付いた頃には親父は完全に消えていた…その時の俺はただ泣く事しか出来なかった…何一つ守れなかった自分の無力さに…
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