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私は涙が止まらなかった。
こんなヒドい事今まで経験した事ない。
「つぅかお前、俺の事先輩っつったな?俺の事知ってんのか?」
ヤバい…私…先輩って言っちゃった?
「答えろ!」
「…ごめんなさい…分からないみたいだったから言わなかったんです。」
「名前は?どこで知った?」
怖い…睨まれてる。もぅ私は終わりなのかもしれない…。
「…マユミです。中学の時の1個下でその時に知りました」
「は?お前あのブサイクのマユミか?マジかょ…」
先輩は頭を抱えながら何か考え込んじゃったみたい。
「ごめんなさい!騙したみたいになっちゃって…許してください…」
先輩が私に近づいてきた。
「へぇ。あんなブサイクな奴がこんな変わるもんなんだな(笑)整形でもしたのか?」
私は首を横に振った。
「まぁ良い。許してやるょ」
奇跡だッ。良かった…帰れる!
「…但し条件がある」
「え?条件…ですか…?」
何だか嫌な予感がした。
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