携帯恋愛

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ミカ: ミカ、許さないからね。 ミカ、やめろ・・・。 たすけて・・・・ ・・・・・美香! ・・・・・徹平! ミカ: 一緒に来てね。罰として。 ミカは笑った。 冷たい笑顔だった。 ・・・・綺麗だ。 ああ、いいさ。 行ってやろうじゃないか… ミカの世界に。 俺はミカが好きだ。 幸せだったよ。 最期に… 人を好きになることを覚えた。 神様からのプレゼントかな。 ミカ、愛してるよ。 ずっと一緒にいよう。 そうだ… そういえばお前… 人じゃなかったんだな。 まあ、いいか。 ミカ: エイジ君、ミカのこと好き? 瑛士: ああ、好きだ。 カチ・・・ 俺の頭の上の 柱時計が音を立てた。 午前零時ちょうどだった。 俺は18になる。 ミカ… やっぱりミカは時間に正確だな。 なあ、ミカ… 機械に与えられた時間は平等か? まぁ、いいか。 そんなことどうでも。 - The End -
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