携帯恋愛

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ミカ: 『そうなんだ☆がんばってね!  ミカは料理部だから  クッキーや  マドレーヌ作って売るの。』 エイジ: 『ありがとう。料理部かぁ。  …いいな。  俺もミカの作るもの  食べたいな。  料理得意なの?』 ミカ: 『ううん。それが実は苦手なの』 ミカからのメールの文章は 本当に可愛らしい。 俺は勝手に制服を着た 女子高生のミカを想像する。 …苦手なのに料理部なのか? 可愛いやつ。 なんで?(笑) ミカ: 『でも、作るのは好きなんだよ。  今度エイジくんにも  食べさせてあげる』 可愛い。 愛おしい。 生まれて初めてそう感じた。 今までに味わったことの無い 不思議な感覚だった。
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