携帯恋愛

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そんなくだらない 空想をすることくらいしか 18年生きてきた 俺の幸せはないってことか? そのうち俺は眠くなって 寝て起きて夕飯を食って 消灯時間になってまた寝た。 それからどれくらい 時間が過ぎただろう? ???: エイジ君、エイジ君… 誰かの声で目を覚ました。 誰だ? 俺のこと 瑛士くんなんて呼ぶやつ? しかもこんな時間に… ???: エイジ君… こんなところにいたんだね。 今まで聴いたことの無い 甘い、可愛らしい声だった。 声のするほうを見た。 ・・・・・! ぎょっとした。 セーラー服姿で 長い髪をふたつに結んだ女の子が ベットの横に立っている。 誰だよ!?
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