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今は夏。
太陽光が降り注ぎ、都会のアスファルトは、これでもか。という位に熱せられる。
子供は外ではしゃぎ周り、大人は日影でそれを眺めている。
私は光野 夢(こうの ゆめ)。
あまりり外に出て遊ぶのが好きじゃないぐうたらな高校生。
まぁ、こうやって外で遊んでる子供を見てるのも嫌いじゃない。むしろこうしてたい。
「夢ー!」
「なにー?春香ー。」
「ちょっと来てー。」
「はいはーい。今行くよー。」
今話し掛けてきたのは、
友達の水無月 春香(みなつき はるか)。私の昔からの友達で元気で明るい子。
夢
「どうしたの?」
春香
「えへへ~。これ見て!」
夢
「こ…これは!………………何?」
見てみると、変哲もないただの氷だった。
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