プロローグ

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夢 「もうこんな時間か。」 時計を見ると、5時を回っていた。 春香 「帰りにあの人誘いなよ♪」 夢 「なっ…一体誰のことよ。」 春香 「とぼけちゃって。光くんの事だよ!」 夢 「ちょっ。声が大きいわよ!」 慌てて春香の口を塞ぐと、 光 「おーい。さっき俺の話してなかったか?」 彼の名前は小宮山 光(こみやま ひかる)。私の憧れの人! 春香 「あれ?光くんって今の時間は部活じゃ?」 光 「あぁ。なんか今日は部長が『ゲームの発売日だー!』なんて言ったから活動は休みになった。」 春香 「あはは。さすが水渡くんだね。夢もそう思わない?」 夢 「えっ?あ、そうだね!」 光 「夢?、調子でも悪いのか?」 あちゃー。無駄な心配かけちゃった…。 夢 「だ…大丈夫だよ。少しぼーっとしてただけだよ。」 光 「いかにも夢らしいな!」 夢 「なによ~。もぅ~。」 春香 「ほら、そろそろもう帰ろ?」 夢 「そうだねー。」 春香 (じゃないでしょ!誘いは?)
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