第一幕  春

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 崇夜は段ボールの中から食器やコップなどを取りだし、それらを手に持った。 「さて、食器棚……食器棚っと……あった!」  彼は辺りを見渡し食器棚を探しだすと、すぐに見つかり食器棚へ食器やコップを閉まった。
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