プロローグ

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【次の日】 「いや~、やっぱお前は歌上手いな!!全曲90点以上だもんな~。 どうやったら上手くなるんだ?」 「ん~…さぁ?」 「何だよ、そんなに気になるのか?姫宮のこと」 有彦がまるであそこにいるアイツ等と一緒だなっと僕を小バカにする。 そこには姫宮雪ファンクラブ(非公認)の人達が僕達より離れた所から息をハァハァ言わせて姫宮さんを見ている。 いや、流石にあれと一緒にされるのはちょっと……。 「…それより、"不幸"について情報はあったの?」 「当たり前だ!俺っちを誰だと思ってるんだ?」 「えっと……音痴の有彦?」 「違うわぁ!昨日は喉の調子が悪かったんだよ!!」
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