プロローグ

2/47
前へ
/47ページ
次へ
高校二年生の5月。 新しいクラスメート達とも打ち解け、昼休みにはいろいろな話に華が咲く時期だ。 「…う~ん」 そんな中、窓際にいる女子をじっと見つめている男子生徒。 僕の名前は矢頼秋斗。 身長は168cmと平均くらい。髪も瞳も黒色の見た目どこにでもいる普通の子だ。 「お~い、秋斗~」 後ろから話し掛けてきたコイツは戸崎有彦。 二年に上がってから知り合った友達で、メガネとツンツン頭が特徴的な情報大好き野郎だ。 「ん~、何?有彦」
/47ページ

最初のコメントを投稿しよう!

153人が本棚に入れています
本棚に追加