プロローグ

3/47
前へ
/47ページ
次へ
「今日の放課後暇か? 暇ならカラオケ行かねぇか?」 「んー…おっけ、いくよ」 「よっしゃ!!仲間ゲット~!! …ていうか、お前さっきから何見てんだ?」 「ほら…あの窓際の子だよ」 「…あぁ、姫宮か。通称『氷姫』」 そう、あの窓際の席で外ばかり見ている彼女の名前は姫宮 雪。 身長は152cm位と小柄。 透き通るような白い肌に、美しく整った容姿。腰まで伸びた白銀に輝くロングヘアーの女の子…。 可愛いとは思うが別に、好きっていう訳じゃない。 ただ、いつも一人でいるので気になってしまうのだ。
/47ページ

最初のコメントを投稿しよう!

153人が本棚に入れています
本棚に追加