昔話

4/10
前へ
/16ページ
次へ
そんなある日、油断した龍に妖怪が襲い掛かります。 しかし、それに気が付いた勇気ある青年二人が龍を助けました。 二人に感謝した龍は、それぞれに褒美と名前を与えました。 不思議な力を持っている男には“櫻禅寺<おうぜんじ>”と名付け、武器の扱いに優れている男には“篁<たかむら>”と名付けました。 その後、櫻禅寺一族には龍の地を、篁一族には地上に降り立った龍を守護する役目をそれぞれ言い渡します。
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加