昔話

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更に龍は言いました。 「お主等には我の血を授けよう。 ただし、使う時は見極めるのだぞ」 龍神の血は、それぞれの一族の術や技を発展させていきました。 時は経ち、一族は代を重ねる毎に、それぞれ光と闇に別れていきます。 櫻禅寺家は龍の地を護る為、龍神から与えられた地に社を構え、主を崇め奉りました。 篁家は地に降り立つ龍を護る為、龍神から与えられた刀で、敵と見做した者を容赦無く葬り去りました。
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