ゴメンね…ありがとう

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だって郁が 「亮也のこととったら絶好ね」 なんて言うから… うちは郁も亮也も大好きなのにそんな事言うなんてほんと最低… イライラと不安が混ざってなんか気分が悪い。 「彩オハヨー昨日は…」 「…」 無視しちゃった。でも郁が行けないんだし… 「もういい…彩なんて!」 「亮也ぁ郁の隣になってよぅ」 また郁がぶりっこしてる。うざぃ 「ゴメン…俺彩がいーから…」 太陽みたいににっこり笑う笑顔がすごくかわいかった。 「彩なんかのどこがいいの?うちのが…」 「彩なんかなんて言うなよ!彩はいい子だぞ!」 「っ…」 バタバタ 郁が走ってき教室を出て行った。泣いてた…郁が… 「郁さっ…お父さんに虐待されてたんだよ…」 「えっ…どうゆうこと?力也」 「あいつのさぁ肩にある切り傷のあとわかるか?」 「うん…」 「あれ…あいつのお父さんがやったんだよ」 「嘘…でも今回は郁が悪いし謝りもしなかった…」 「彩さぁ一度でも郁の話ししっかりきこうとしたか?してないだろう?」 そうだ…郁は謝ろうとしてたのに逃げたのはうちだ… 気がついたら屋上にいた。ソコはうちと郁のサボリ場… 「彩っ…やっぱさぁ郁は行らない子なんだよ…亮也にも…」 「っ…ゴメン郁…」「郁はさぁ…彩みたいに何でもできないから誰かにすがってないと不安定になるの…」 「郁…これからはうちが郁の味方だよ!」 「彩ぁ…」 「一緒に帰ろ…」 「うん…」 良かった、郁がいてくれて、良かった彩がいてくれて、お互いそう思ったんだろう。お互いがを互いを攻めたりしなかった。 面と向かっては言えないけど大好きだよ
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