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同じ訓練校の生徒と…とはいえ、
全くの他人だ…
何の話題もなく、ただ気まずい空気が流れる…
それが辛かったのか、少年が口を開いた。
「みんな自己紹介しません?
僕はフウと言います。
愛用武器は大剣で、一応魔法は炎ですけどあまり使えません。
魔法、使える人がいたら教えて欲しいです!!
はい、次、ジン先輩。」
えっ!?
俺かよ、前のやつがあんだけ喋ると、どんだけ次が辛いか…
まぁ良いか。
「俺はジン、風を主流とした魔法と短剣だな、しばらくの間、よろしく頼むよ。」
「ジン先輩魔法使えるんですか!?
今度、教えて下さい!!」
「別に良いよ、時間があればな。」
「あの…私も教えてもらっても良いですか?」
「良いですよ、けど、まずは自己紹介です。」
「あっ、はい
レンと言います。
あの、私あんまり戦闘経験が無いんで…
その…お世話になります。」
「誰でも最初はそうだから心配ない、
俺達がしっかり手伝うよ。」
「さぁ最後ですよ!?」
「私?」
「もちろんです!!」
「私、ナギサ、以上。」
…
「まっ、まぁゆっくり仲良くなれば良いですよね。」
「だな、」
「はい。」
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