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「国王様、自分達への頼みとは何でしょうか」
意外にも一番先に質問したのはジン先輩だった。
王様の返事は、間を置かずに返ってきた。
「君たちへの頼みとは、だな…
4種類程、鳥類モンスターを倒し、羽根を取って来て欲しい。」
えっ!?
「それなら、僕達よりここに所属してる隊の皆さんに頼んだ方がよろしいと思いますが?」
「それがな…今、部隊は調整期間に入ってしまってな…」
「それで…自分達に?」
「こっちの準備はできている。
明日の朝、出発だ。
…ジン君を中心に頑張ってくれ。良いね?」
「了解しました。」
「「了解」」
「了解です」
「では、明日の朝に備えるように、
ジン…君だけは少し残ってくれ。」
こうして、
予想もできない程急に旅が始まってしまったのだ…
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