253人が本棚に入れています
本棚に追加
古代の人々は気象や天候の変化、自然の災害や自然のもたらす恵などといったものに人知を超えた神聖な"何か"を見た。
そうしてそれらには自分たちの秤では計り切れない力が宿るのだと考え、それを「可畏きもの」と称して畏れ敬い、信仰した。
自然のもたらす恵も災害も全て可畏きもの即ちカミたちによるものなのだという。
ゆえに日本古来の信仰ではこの世のありとあらゆるモノにカミが宿っているとされていたのである。
我が国には土にも草木の一本一本にも必ず一柱(柱、は神の数え方)カミがいる。
逆にいえば我が国でいうカミ、つまり神とは本来自然そのものであり、古代日本の信仰は自然信仰でもあるのだ。
――と、硬い言葉で語ってみましたが日本の神様は基本的に自然そのものなのですね、自然に存在する全てに神様がいらっしゃるのです、というのが昔の日本の考え方だそうです。
神道、古神道は「宗教」とされることも多いのですが、特定の「教典」を持たないそうなのでどちらかといえば思想と呼ぶべきなのかもしれませんね。
ではでは、筆者の趣味の世界へご案なーい♪←
.
最初のコメントを投稿しよう!