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瀬戸 悠。
あたしの後輩。
高校2年。
あたしは、悠に駆け寄る。
「おはよ」
「おはようございます。茉莉音先輩」
悠とは、1年前、初めて会った。
その時あたしは、
告白して、見事に降られ
無惨な状況だった。
誰もいない公園のブランコに座って、
ひたすら泣いていた。
どこまでついていないのかその後、雨が降り、
あたしの頬に流れる粒は
雨なのか、涙なのか
分からないほどだった。
そんな時…。
「なんで泣いてるんですか?」
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