第1話

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「ふ…ぇ…ヒック…誰…?」 声を掛けてくれたのが、 「瀬戸 悠」 悠だった。 それから後輩であることを知り、今では、姉弟のように仲がいい。 「今日も待っててくれたの?」 「はい。ちょっと話したいことがあったので…」 「話したいこと?」 悠の顔は、いつになく真剣だった。 「はい」 悠は、一言だけそう言うと 「相葉先輩」
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