ACT:Ⅰ

3/10
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/55ページ
「ユウ君、起きてよ~」 「ん~……起こすな~ 俺はあと……ちょっとで…かなでと結ばr」 「逝っちゃ駄目だよー 起きて、はやてと一緒に朝ご飯を食べようよー」 「逝く……お前に殺される」 少年は少年を起こしに来たはずの少女に首を絞められて殺されそうになる 「なら、起きますか?」 「起きるから早く放してくれ……ぢぬ」 少年は死にそうな魚の目みたいに弱々しい顔になっていた この今にも死にそうな少年は神前ユウト、本作品の主人公です この舞台となる鳴海町で半ば自由人みたいな、ゴミムシみたいな………まぁ、適当に過ごしてる高校二年生です 彼女いない歴は歳と同じ数を更新中である 「あっ、ごめんなさいユウ君」 ユウトを起こしに来た、若干他人行儀の少女は立風はやて 主人公の幼なじみでクラスメイトでクラスの委員長もやっている文武共に優れているが 「添い寝か上に乗って起こした方がよかったかな?」 「慎んでお断りします」 たまに無自覚で凄い発言をする天然さが売りの美少女だった
/55ページ

最初のコメントを投稿しよう!