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構造3
橘邦夏(たちばなほうか)
ランクCの土属性魔法を使い青年。
赤糸という特殊な目を持つ。
赤糸は、視界に入った人間と自分を繋ぐ邦夏にしか視えない赤い糸。
繋いだ相手の思考を強制的に読み取る事が可能。
昔は繋いだ相手との思考の共有という能力だったが、邦夏の父親が赤糸を悪用し莫大な富を築いた際に起きた、姉の事故死が原因で人間不信に。
それ以降は人間を信用する事ができないことが原因で思考の『共有』ではなく、一方的な『読み取り』に変わった。
数年たった今でも人間不信は変わっておらず、ぶっきらぼうな狼少年へと成長している。
しかし、優しさを失ったわけではないため、適当な嘘を吐きながらも人を助けている。
が、嘘と口の悪さが災いして邦夏の真意を理解する人間はほとんどいない。
藤堂綾音(とうどうあやね)
学園の生徒会長にして、学園最強の魔法使いと呼ばれる雷属性のS級魔法使い。
容姿端麗で才色兼備。多くの女生徒からラブコールを受けている。
また、綾音自体は男嫌いであるため、全く問題ないと公言をしている。
生徒会の方針としては徹底的な女尊男卑であり、綾音自身も少数派の男子を学園から追い出そうと考えている。
根は優しく、責任感が非常に強い。それゆえに、どんな事だとしても、やり始めたら最後までやり切ろうとする。
男子生徒の中で唯一、例外的に高遠黎人は認めているが、邦夏の事は一番毛嫌いしている。
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