構造3

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胡里心(こざとこころ) 人の感情などを匂いとして感じる能力を持つ、小柄な先輩。 性格と挙動の両面でおっとりしている。 男女生徒間の確執はよく思っていないため、あくまで中立的な立場をとるが、片方が危険な行動にでようとした際には率先して止めに入る。 綾音や紅葉と一緒に行動しているが、2人にはよく嘘発見器として使われている。 よく邦夏の言葉の嘘を感じ取り、「嘘くさい」と言ったりするが、内心では嘘を纏って本音を出さない邦夏を気にかけている。 凰燎紅葉(おうりょうくれは) 学園で唯一、綾音に匹敵する……と、噂されている人物。 魔法学においては綾音を突き放す成績を残しているが、その他の教科に全く興味がないため赤点ギリギリの成績をとっている。 マッドサイエンティストととしても有名で、常に魔法の研究をしている。 ランクCで学園に入学した(男子は普通、A+以上で入学可能)邦夏に興味を持っているため、事ある毎に薬で眠らしたり、誘拐したりしながら実験をしようとする。 また、頭の回転も早く、感も鋭いために邦夏の赤糸に莫大とだが気づいている。 登乃瀬稟(とのせりん) 邦夏のクラスメートの少女。 綾音を盲信し、男子生徒を毛嫌いしているため、クラスの『男子学生殲滅隊』の頭を張っている。 行う悪戯も過激で、男子が反撃しようものなら背びれに尾びれを付けて生徒会に告げ口するため質が悪い。 過去にレイプされかけた事があり、それがトラウマとなっている。 偶然、通りかかった邦夏が助けたのだが、その事は完全に忘れきっている。
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