構造3

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橘楓歌(たちばなふうか) 邦夏の実姉であり、邦夏が中学一年の頃に事故で亡くなっている。 表向きは事故死となっているが、実際は両親の命令で邦夏が他人との思考を共有しようとした際、相手が邦夏に襲いかかり、それから邦夏を庇う形で亡くなった。 邦夏の最高の理解者であり、また最愛の姉であった彼女の死により邦夏は心を閉ざしてしまい、赤糸の能力を一時的に失った。 生前は優しく頼りになるお姉ちゃんであり、邦夏を溺愛するブラコンでもあった。 橘璃々香(たちばなりりか) 邦夏の実妹。 実家で両親と暮らしているが、両親は仕事でほとんど家に居らず、邦夏と楓歌ももう家に居ないため寂しい日々を送っている。 両親が邦夏を利用して富を築いたことを知っているため、両親のことはあまり好いていない。 昔は兄弟三人でとても仲が良かったが、楓歌の死により邦夏が心を閉ざしてからは疎遠になってしまった。 璃々香自身も、兄と姉の力になれなかった事を悔やんでいて、その気負いも邦夏との距離が広がった原因となっている。
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