妄想劇

お話し構想

登場人物

トウカ
魔族の青年。
とある世界で人間の数学教師として、ひっそりと暮らしている。
その際は、柊 冬花と名乗っている。
15年前までは魔法使いを捕らえる事に全力を注ぐ、真っ当な魔族だった。
しかし、魔法使いミュラと出会い惹かれ合い、魔族であることを捨てた。
その際に人間界のルールに従い結婚もしている。
しかし、今ではミュラとは死別しており、永遠に近い時間をミュラとの愛を持って過ごそうと考えている。
戦闘の際はゲートと呼ばれる空間接続の能力と、ガントレットを使用した近距離戦闘を得意とし、魔法使い狩りを行っていた時には、トップクラスの実力を有していた。
また、演算能力も高く、ゲート接続時の高度な座標計算を行う事が可能。

ミュラ
トウカの死別した伴侶。
初期に生み出された5人の魔法使いの内の１人。
戦闘能力は高く、機転も利くために、自分を捕らえようとしていたトウカとは幾度も互角の戦いを繰り広げていた。
戦いを繰り返す内に、お互いを認め合い結ばれたミュラとトウカだったが、魔族の罠により捕らえられた。
捕らえられた時には、その身にトウカとの子どもを宿していた。

フィーゼル
フィフス・ソーサラーと呼ばれる、最後に生み出された10人の魔法使いの内の１人。
逃げた世界に魔族が居たため、生み出された後すぐに捕らえられた。
その後、魔族による調教・調整を施され、今では魔族の尖兵として魔法使いを追っている。
魔族の調教により精神は破綻しており、性格は苛烈で残虐。
生き物を殺すことに喜びを感じる快楽殺人者。

ミリーアル
トウカの住む世界に一番最初に現れた魔法使い。
魔族に追われ怪我をしていたが、ミリーアルがこの世界に逃げ込んだ際に、偶然その場に居合わせた草壁香織に介抱を受ける。そして、そのまま草壁家に居着く。
魔族であるトウカを警戒し、巨大なダブルセイバーを召喚し幾度も強襲をかけるが、そのたびに失敗。
触れ合い続けるなかで、徐々にトウカを信頼していく。