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(誰だったんだろう…) 自分を知っているという事は、知り合いなのだろうかと考えたが、直ぐに違うと判断する。第一に今日は休日でも無ければ、祝日でも無い。皆それぞれの仕事があるのだ。それに名前を知っていると言う事が、イコール知り合いとは限らない。高町なのはと言えば、管理局の【エース・オブ・エース】であり、取材やTVのCM、雑誌に載った事だってある。そんな彼女を知る者は、ここミッドチルダに数多くいるだろう 悩んでも仕方がないので、やっと空いた席に腰を下ろし、ランチとコーヒーの注文を取る 混んでいるので時間が掛かるかなと思っていたが、5分足らずで来たのでびっくりする。食事を終え、会計で支払いを済まて店を出る。そして、次に何をするかをぼんやり考えた (…久しぶりに自分の訓練でもしようかな) そう思い足を運んだのが元機動六課の訓練所である。JS事件解決の褒美とか何とかで、譲って貰ったらしい。らしいと言うのも親友の八神はやてから聞いたものであり、なのははその場所に居合わせなかったからだ。初めは六課にと譲られたが、最終的に教導管という立場のなのはが貰い受ける事になった 「(フィールド設定は、市街地。)レイジングハート」 《Barrier jacket,set up》
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