大学のカフェテリア・・・20歳の春

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それでもこの本の内容には 納得のいくものが多かった。 例えば、ユカが陥った 『一目惚れの心理』・・・ これは自分で勝手に思い描いていた理想の男性像と、たまたま似通った人を見ると、一気に恋に落ちてしまうということらしい。 その後、現実とのギャップに苦しむらしいのだが、付き合うまではわからないから、どんどんのめりこむらしい。 「当たってるね!」 私はうなずいたが、ユカは不満そうだった。 「会長はイメージ通りで、ギャップなんかない!」 しかし、そこにはこうも書いてあった。
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