♥1♥

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しかし、 羚は力強く頭を抑えつけ、 舌をかき回したり吸ったりする。 「ん…ふぅん…やだ、羚っ…」 「まだ言うの? 顔はめちゃくちゃ 喜んでいるよ。 "もっとして欲しい"って」 クチュクチュとわざと音をたてて 姫華の唇を貪る。 姫華は息を荒げながら、 なんとかそれに応える。 「ん…だめ…あっ!」 激しいキスに 気を取られている隙に、 胸を隠していた手を 外されてしまった。 それどころか、 両手を掴まれたので、 自分の体を支えることが 出来ず、羚の体の上に重なる。 羚は少し足を広げたのか、 間にすっぽり収まった。 .
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