1265人が本棚に入れています
本棚に追加
「……」
「もお、悪かったって
言ってるじゃんかーっ!
いい加減機嫌直せよ」
「直さないし、許さない」
あれから約一時間後。
ムッと不機嫌な姫華に、
少々たじろぎ気味の旦那様。
せっかく久しぶりの
2人揃って食卓だと言うのに、
奥さんは黙々と
ご飯を食べている。
「だって久しぶり
だったんだからさぁ…
1ヶ月だよ、1ヶ月!
此処まで我慢した僕を
逆に讃えて欲しいくらいだ!」
「何でエッチで
讃えなきゃなんないのよ。
羚のヘンタイ」
キッと睨む姫華。
羚は拗ねた子供のように、
頬を膨らませる。
.
最初のコメントを投稿しよう!