♥1♥

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「……」 「もお、悪かったって 言ってるじゃんかーっ! いい加減機嫌直せよ」 「直さないし、許さない」 あれから約一時間後。 ムッと不機嫌な姫華に、 少々たじろぎ気味の旦那様。 せっかく久しぶりの 2人揃って食卓だと言うのに、 奥さんは黙々と ご飯を食べている。 「だって久しぶり だったんだからさぁ… 1ヶ月だよ、1ヶ月! 此処まで我慢した僕を 逆に讃えて欲しいくらいだ!」 「何でエッチで 讃えなきゃなんないのよ。 羚のヘンタイ」 キッと睨む姫華。 羚は拗ねた子供のように、 頬を膨らませる。 .
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