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ぼこ、ほご――。
ホースの間から泡が水上へと登る。
藍色の視界に写るのは、大空の青。
大好きな色であり、もしかしたら二度と見れなくなる色。
彼女は、覚えるようにただじっと見つめる。
――ごめん、ごめん
大粒の涙を硝子に落として、震える唇は、謝罪を繰り返す。
パートナーであり数時間前までは、戦友で恋人だった少年だ。
――良い。私は、疲れた。
パートナーの手によって、眠るのだ。
永久的に。
彼女は、暴走した神を停止される為に生み出された存在で、その力は、核爆弾に匹敵する。
二度と悲劇を繰り返さない為に、誓いの証として彼女は、眠るということになった。
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