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「クソ!!また失敗か…」 ドサッ!!!! 「トニー!!!」 毎日毎日叫び声や泣き声がたえない所… 今日もまた…いつもと変わらないだろうと思い、目の前の残酷な光景を見たくなくて目を閉じた… けど… 「へ~…この女の子かわいいね~♪」 いつもとは違う事に目をバッと開くとそこには… 「あ、起きた?」 銀髪に赤い瞳12~14歳くらいの男がまるで幼い子どものような無邪気な笑顔を浮かべていた… 「は…白兎様?!何故こんな所に…」 「僕がどこにいようが、勝手でしょ」 白兎は冷たくいい、また視線を愛理に戻した 「それより、この子ちょうだい」 「は…?!!!!そ…それは…さすがに…」 「何?文句あるの?」 愛理から視線を外さずに言った 「そいつは、【神の愛娘】ですから…あげることは…他の実験体なら…なんとか…」 「ふ~ん…神の愛娘…か…僕、この子がいい、鍵ちょうだい」 「で、ですから…!!」 「なに?逆らうの?」 冷たい目で実験員をみる白兎… 「ヒッ??!!わ…わかりました…!!!」 実験員は鍵を渡すと逃げていった
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