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「まったく…判断遅いなぁ…」 後で殺しとこ…と呟き白兎は愛理の方を見て檻の鍵を外すと… 「じゃあ、行こっか?」 と言い手をだしてきた… その手を取らずに見ていると… 「ついて来ないと、ここにいる実験体殺すよ…?」 「ッ……!!」 バッと白兎をみれば… 「行くよ?」 狂っているような目つきをしていた… その瞳に逆らう事なんて…出来なくて…その手をとった… 「―――いい子だね」 白兎は愛理に気付かれないように…狂喜に満ちた目を愛理に向け… 「――――やっと手に入れた…」 と呟いた…
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