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…
……
………
「くぁあぁあ…よく寝たぜ」
俺はゆっくりと起き上がる
「!?」
左手にいつもの感触がない…
「俺の抱き枕が…ないだと!!」
それどころか布団もない
しかも、何故か森にいる
俺はこの森で一夜明かしたようだ
「えーっと…昨日はだいぶ酔っ払ってたけど…家に着いた記憶はあるんだが…」
色々考えたが
何故自分がここにいるかわからない
「考えても仕方がない、まずはここがどこだか調べよう」
優介は意気揚々と歩き出した
「それにしても珍しいキノコがいっぱい生えているんだなここ…」
草をかき分け道無き道を行く…
ガサッ!!
???「動くと撃つ!!」
優介「!?」
???「あ、間違えた撃つと動くだ私が動く。ともかく、そこを動くんじゃないぜ」
優介「俺だって死にたかない、下手な抵抗はしないぜ」
すると、木の影から声の主が現れた
???「ようし、いい子だ、大人しくしてるんだぜ」
声の主は少女だった
白黒の衣装に大きな帽子
その手には竹箒
優介「ま…魔理沙!?」
そう、俺の目の前には夢にまで見た…
霧雨魔理沙
普通の魔法使いが立っていた
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