第一章 出会い

4/4
15人が本棚に入れています
本棚に追加
/31ページ
優介「紫…八雲紫のことかな?」 魔理沙「そうそう、よく紫の名前を知っているな。外界から人間を幻想郷に連れてこれるのは紫しかいないぜ」 優介「そうか…なら、とりあえず紫に会いにいきたいんだけど…」 魔理沙「紫に会いに行くのか?」 俺は頷く 魔理沙「その前に…優介はただの人間なんだろ?」 優介「当たり前だ。」 魔理沙「幻想郷には力の強い妖怪が沢山いる、流石に自分の身は自分で守ってもらう。」 優介「そんなぁ~…」 魔理沙「大丈夫、魔法効果の付与された武器とか使えば優介もスペルカードが使えるようになるZE☆」 優介「マジすか!?」 魔理沙「マジだぜ」 驚いた… 今まではただゲームでやってきた弾幕ごっこが俺にもできるとは… 魔理沙「と、いうわけでちょっと私の家まで来てもらうぜ」 優介「ここから歩いてどれくらいかかるんだ?」 魔理沙は笑いながらこう述べた 魔理沙「歩くわけないだろ、私の箒なら一瞬だぜ」 優介「それはそうだが…俺は飛べないぞ…」 魔理沙「そりゃそうだ、だから私が今から優介に魔法をかける」 魔理沙が手をかざすと不思議な光が俺を包んだ 優介「ちょ、な、何をしたんだ!?」 魔理沙「これで優介は空を飛べるようになったはずだぜ。ほら、飛んでみろよ」 ニカッと魔理沙が微笑む 優介「どうやるんだ?」 魔理沙「気合いだ」 優介「んな無茶苦茶な…」 まぁ、やるしかないのだろう 優介「ジュワッ!」 驚くことに俺の体は空へと飛び上がった 魔理沙「驚いた、優介はなかなか筋があるみたいだぜ、あとは歩くのとそう変わらないぜ」 優介「これはなかなか怖いな…」 魔理沙「じゃあ、行こうか」 優介「おう!」 そして俺は魔理沙の家へと向かうのであった
/31ページ

最初のコメントを投稿しよう!