第二章 特訓

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~夜~ 俺は魔理沙に案内された部屋にいた 優介「やることが無いってなかなか厳しいな」 もちろん携帯は圏外である 俺の目の前にあるのはバス停一つ 優介「それにしてもこれが斧とはねぇ…確かに見えなくもないな、まぁ俺が好きなゲームに斧として登場してるからよしとしよう」 おもむろにバス停…いや 斧を手に取ってみる 優介「随分と軽いな…切れ味とかどうなんだ?」 まぁ、明日はには全て明らかになるだろう 優介「それよりも…」 優介「寂しくて寝れないよ…」 そう、俺は抱き枕がないと眠れないのである 優介「何かないか魔理沙に聞いてみよう…」 コンコン 魔理沙「優介か?」 優介「もちろんさ」 魔理沙「今着替えてるから少し待ってくれ」 優介「ご…ごめん」 魔理沙「気にするな、まぁしばし待て」 しばらくすると魔理沙がパジャマ姿で出てきた 魔理沙「どうしたんだ?」 優介「恥ずかしい話…一人では眠れないんだ、何か抱っこするものはないか?」 魔理沙「寂しくて寝れないのか、じゃあ私と寝るか?」 ニカッと笑う 優介「えぇぇー!?」 魔理沙「なんだ、嫌なのか?」 優介「喜んで一緒に寝させていただきます」 魔理沙「素直でよろしい、それじゃあ入れよ」 優介「それじゃあ失礼します」 小綺麗な部屋に小さな布団が敷いてあった 魔理沙「それじゃ、一緒に寝ようか」 優介「ほぼ密着じゃないですか!?」 魔理沙「なんだ、恥ずかしいのか?」 ニヤニヤ 優介「だって…非リア充生活を送ってきた素人童貞が女の子と寝るだなんて…」 魔理沙「ようするに優介は、女性経験が無いんだな」 優介「余計なお世話だぁー!!」 魔理沙「なら、私で慣れるといい」 ニカッ どうもその笑顔には弱い 優介「魔理沙がそう言ってくれるなら…一緒に寝ようか」 魔理沙「優介はからかいがいがあるぜ」 優介「あんまりからかわないでくれよ…」 魔理沙「ハハハハ、明日も早い。寝ようか」 一緒に布団に入る 優介「逆にドキドキして眠れないぜ」 魔理沙「せっかく一緒に寝るのにそっぽ向いてどうする。ほら、抱っこしてやるぜ、甘えんぼ優介」 優介「甘えんぼは余計だ」 お言葉に甘えて魔理沙に抱きつく… こうして、静かな夜があけていった
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