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「そうだそうだ忘れてた。
坂上一輝君いますかー!?今朝の体育館裏のことで話が……私の身体を弄んだことで」
クラス全員の目線が俺に向かってきました。
え?何?この美少女ちゃんはバカなの?妄想癖があるの?死ぬの?
とりあえずクラスメイトの視線から逃げたい一心で美少女の手を掴み、走り出しました。
この行為をしたあと本当に後悔しました。
しばらく走ると人気のない中庭に着きました。
「んーここでやるのー?
まぁ僕は一向に構わないんだけど」
「構ってください!
てかなんてことしてくれたんですか!
明日から俺のクラスでの立ち位置は学校で性行為を営む変態野郎になっちゃったじゃないですか!」
「ははっごめんね? ちょっと魔がさしちゃったんだ。てへっ」
てへっじゃねぇよ、てへっじゃ。
なんて思いましたが口には出しません。
漁獲されてしまうかもしれないので、それに一応あさのことは感謝していますし。
「はぁ……もういいです。それで一体何の用なんですか?」
「あれっ?なんだっけ?」
「……まさか忘れたわけではないですよね」
「うん、忘れちゃった!」
このとき初めて女性を殴りたいと思いました。
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