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「そうそう、一輝君を委員長のところに連れていかなきゃいけないんだった!
じゃぁいくよー!?」
「ちょっ待って!待てって!いきなりですか!?
お願いだから!待ってくださいぃぃぃぃぃぃぃぃ!」
美少女は俺の手を掴みいきなり走り出しました。
俺の制止の言葉をガン無視してそのまま委員長の元へ走っていきました。
「到着っ!」
「お゛ぇぇ」
やばいっす。まじやばいっす。吐きそうっす。
こいつ同じとこをグルグル回ったり、2階から1階に飛び降りたり、もう好き放題してくれたんですよ。
連れ回された俺はガチで酔いました。
「およよ?!
一輝君どうしたの?
気持ち悪いの?
それともムラムラしてきたの?
ボクの身体に欲情しちゃったの?」
「お願いだから黙って下さい」
俺がムラついたりするのは沙希のことを考えているときだけです。
……あとエロ本読むときも少しムラつきます。
「んー?
一輝君なんでそんなにイライラしてるの?」
「はぁ……イラついてないですよ。
それより早く委員長さんのとこに行きませんか?」
「あっそうだね!
一応説明しとくと、この教室がボク達風紀委員会の本拠地……学校問題対策本部だよ!」
教室のドアの上にあるネームプレートの部分を見てみると、確かに学校問題対策本部って書いてありました。
ちょっとカッコいいって思ってしまったのは秘密です。
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