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そして只今の状況は体育館裏にてヤンキー三人衆に睨まれてる状態です。
ちょっと軽く鬱状態です。だってつい5分前まではウキウキだぜ!……そんなテンションだったのに、このヤンキー三人衆のせいで……もう嫌になっちゃう!
ところで、さっきは気づきませんでしたが3人ともリーゼントです。
どうやったらそんな立派なリーゼントにできるんでしょうか。
スプレーを大量に使用すればできるんですかね?
「あのー1日どのくらいのヘアスプレーを使ってるんですか?」
「じゃあそろそろ出すもん出せや!? おんどりゃぁぁぁ!」
華麗っ!
このスルーは圧倒的華麗っっっ!
……出すもんって何?
ま・さ・か・!俺のぞうさん?
いやぁぁぁぁ!なんて羞恥プレイですか!?
俺に覗かれ願望はないです!
てか男に見せるぞうさんはいません!
「ぞうさん、見せない、絶対」
「早く金だせやぁぁぁ!おんどりゃぁぁぁ!」
またもや華麗なスルーを決め込まれました。
さすがに2連チャンは精神的ダメージが大きいです。てか出すもんってぞうさんじゃなくてお金ですか。
「ギブミーマニィィィィ!!」
痺れを切らした下っ端ヤンキーA君が右手を振り上げそれを俺に突き出してきました。
俗にいう右ストレートってやつです。
「ふっ止まって見えるぜ」
なんてセリフを吐きながらその右ストレートを華麗に避けて、ヤンキーA君のお腹に膝蹴りを喰らわせました。
「グガッ……ハっ」
ヤンキーA君はその場に崩れ落ちました。
そしてここで決めゼリフを吐きたいと思います。
「まだまだだね」
内心ではテニスの王子様になりきってました。
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