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「…でもどこで着替えるんです?(嬉しい♪)」
さくらから受け取った高そうなメイド服を抱きしめていう
一度着てみたかったんだ、買うとしてもとても高いからあきらめていたし、えとね私は、男みたいな性格だけど可愛いものや素敵な服が大好き
「そうだ、体育館借りよう、ちょうど私、部活の終わったから返そうと思ってたし生徒会長もいるから大丈夫よね?」
玲未が体育館とかかれた小さい紙が、貼られた鎖のついたカード式の鍵を私たちに見せる。
「美空って演劇部所属だよね、それでギルドと生徒会もやってるからすごいよね♪」
上機嫌な私は、さくらにちかづき肩を回して彼女の頬にスリスリする。
「ちょ…マイみんながみてるから…いやじゃないけど…」
まんざらでもないようで照れながら私の手をにぎる。
《マイの肌綺麗…やっぱり男の子振りしてるけど女の子なんだね…》
気づいてなかったけどチラッと私の顔をみている。
レミーこと美空 玲未は両親が、二人とも有名な女優さんとファションデザイナーで、もちろん家は、大きくてお嬢様だ、私みたいなお寺があるふつうの家とはくらべられない…なんか私との貧富の差がありすぎだよ。
「そのメイド服着たらこれも着てね?マイのために作ったんだから」
両手の紙袋を少し自慢げにいう
「そういえばみんなはクエスト終わった?一カ所だけ残っているけど」
葵先輩が、いままで仕事の確認してたんだ
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