私ならきっと

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高校生だった私。 大好きなおじいちゃんに、「おばあちゃんがいなくて寂しい?」って聞いた。 亡くなったおばあちゃん。とても優しかった。 まだあの時、自分さえ良ければいいと思って居た私。 失う悲しさを知らなかった私。 おじいちゃんは一言。 「寂しいよ。」 「愛していたから。」 って言った。 ああ、馬鹿な私。 何でそんな事を聞いてしまったんだろう。 今でもあの一言に、後悔している。
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