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人通りの少ないことから、とりあえず彼は諭吉を放置し、彼女を立たせてあげた。
そして、諭吉を拾う。
少女は、とくに明るいってわけではないくらいの茶髪でセミロング、顔は、まぁ普通だな。俺的には。いや、ちょっと可愛いかな?ま、いいや。
「大丈夫ですか?」
一応、多分俺が悪いだろうから、聞いとこ。
「大丈夫だけど、なんであんたそんなに金持ってんの?」
「ん?スロットで勝ったからやな。」
「スロットで5万も勝てるの!?」
なんやこいつ…単純に会話繋げようとしてるんかな…でもこの割と真剣な顔からして…
…金に困ってんのかな…?
「まぁこれは3万投資で5万バックやから純利は2万やけど、5万円くらいはいけるんちゃう…?」
まぁ、嘘をつく必要もないし、普通に答えた。
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