第一話 召喚魔ヴィルヘルム

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俺の名前は萩本司(はぎもとつかさ)。 この間進級したばかりの小学5年生。 現在5時ちょいすぎでまだ下校中だ。 というのもついさっきまで悪友たちと一緒にゲーセンにいたからである。UFOキャッチャーで遊んでいたのだが、他のヤツらが次々とゲットしていく中、何故か俺だけ一つも取ることができなかった。 そんな訳で今俺はかなり機嫌が悪い。 司「ったくアイツら人のこと不器用不器用ウルセェんだよ!!つーか男がぬいぐるみ取って喜んでんじゃねーよっ!!」 俺はほぼカラになった財布に向かって文句を言いながら歩いていた。 すると、
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