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カッ
司「!?」
突然ビルが真っ赤に光り出して、俺は思わず手を放し目をつむった。
程なくして光は消えた。まだ少し目がチカチカしていたが俺は思わず目を見開いた。
そこにはビルの姿はなく、代わりに角とコウモリのような羽根を生やした外見高校生くらいの男がいた。
司「誰だお前!!?」
?「だからヴィルヘルムだって言ってんだろ。」
司「声低っ!どこがだよ!いろいろ変わりすぎだろ!!」
ビル「え、あ、本当だ!本来の姿に戻ってる!よっしゃー!!」
自分の姿を見るとビルを名乗る男はガッツポーズをとった。
司「いや、状況を説明しろ!状況を!!」
司「俺がお前と契約した!?」
ビル「だから俺様は本来の姿に戻った。そんで今から司の召喚魔。オーケー?」
司「待て待て待て!俺がいつ契約したんだよ!?全く見に覚えがないんだけど!!」
ビル「じゃあ、召喚魔との契約とは何か教えたげよー!」
何やら変な講義が始まった。テンションはぬいぐるみの時と一緒だな。
ビル「契約とは!契約者が召喚魔に現地に留まるための名を授けることであーる!!」
司「は?」
言い回しがくどすぎてよくわからない。それようするに…
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