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はい。
俺のスクールライフは自分の手で終わらせました。
今まで友達だと思っていた奴らが俺から離れていき、いや、俺が奴らから離れていき
そしてそれを見た違う奴らがギャルゲー片手に集まるようになってしまった
そして今
俺はある教室の前に立っている
「アニメ・ゲーム研究会」
言い変えよう
「ヲタクの巣」
ハハハハハハハ
乾いた笑いが止まらない
何でこうなったんだっけ?
「あ、桜岡くんじゃありませんかー!遅いですよ」
そうだ、こいつだ。宮下だ。
「たっ健くん、もう、はっはじめるよ・・・・!!」
そして俺にギャルゲーを手渡したコイツ、橋元が原因だ!!!!
『では、そんな桜岡くんにお誘いです!本日の放課後、東校舎4階にある教室まで来てくださいね!』
言われるがままにきた俺にも非はある、それは認めよう。
だがしかし
あのまま無視して教室にいてみろ!!
俺にあの視線に耐えられるはずがない!
「さてさて、今日の議題は・・・・・ドキメモの攻略法についてです!!」
「えー今日は純白の天使の攻略法についてじゃないの~」
「エロゲーはまた今度って言ったよー?ドキメモの桜ちゃんの攻略法についてです!」
「さっ桜ちゃんは僕もまだ出せてない・・・・・」
「え!?橋元くんがまだだなんて、意外~!」
な・・・・なんだこの会話?
「ごっごめん・・・・・・さっ桜ちゃんがどどどっうしても攻略できないんだ・・・・・」
「橋元、ハキハキ話せ・・・・・」
「健くん・・・・う、うん・・・・・」
「桜岡くんは桜ちゃんの攻略法を御存知で?」
「は?俺を誰だと思ってる?」
一般人なんてこの際、放棄してやる!!
「桜ちゃんは人見知りな設定!つまり、ズカズカ踏み込んでは、相手は逃げる!!つまり、罠を仕掛けて耐え忍ぶべし!!これこそ、桜ちゃん攻略法!」
「「「「おーおーーーーーー!!!!!」」」」
拍手喝采で騒がしい部室
・・・・・・グッバイ俺の平凡。
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