1人が本棚に入れています
本棚に追加
「健くんって頭いいんだね!見てみて、上位にはいってるよ」
「里香ちゃんも俺と変わらないよ」
「そうかなぁ?でも健くんの方が上だよ!あ、今度、勉強教えてもらってもいい?」
「俺でよければいいよ」
「よし、ここまでは問題ないはずだ!里香ちゃんよー次はゲットするぜぇ!!!」
セーブをし、ゲームを終える
明日のために宿題を終わらせる
正直な話、まだゲームを続けていたい
が、だ
ここでやめなければ、今まで作り上げてきた俺が壊れる
適度に勉強をしておかなければ、オタクと結び付けられかねない
女子は何かあれば、エロゲーをやっているだの言う
「そういえば・・・・・転校生って里香ちゃんに似ていて・・・・・・」
名前は里香で
ポニーテールで
美人で
「エロゲーが趣味・・・・・・・」
今日の彼女の自己紹介を思い出してしまった
趣味はエロゲーだと言い切ったときの彼女の顔は素晴らしく輝いていた
そして思った
コイツは俺と同じ人種である、と。
そしてそのあと、さらに彼女はつづけていた
「あと、私は婦女子です。掛け算も好きですが、主人公になるのも好きです」
最初のコメントを投稿しよう!