そして足を踏み入れた。

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そして足を踏み入れた。

「おっおはよう、桜岡くん」 ・・・・・ 誰だコイツ いつものように学校の門をくぐろうとしたとき後ろから呼び止められ、振りむいた そこにいたのはあの男 覚えているだろうか、昨日、女子からヲタクだと言われていた彼を え、何でおれ?とまぁ、そんな俺の気持ちも知らずにソイツは口を開いた 「ぼっ僕は橋元、橋元卓也っていうんだ!」 よろしくと言わんばかりの迫力に俺はもちろん引き気味だ。 「お・・おぅ・・・・で、何か俺に用か?」 「きっ君がをっヲタクだってその・・・・・宮下里香ちゃんが言ってたからその・・・・」 「・・・・んで?」 「これ、最新のギャルゲーで・・・・ぼっ僕はもう攻略し終わってるから、よっよかったら、その、やる・・・?」 彼の手にあるのは光り輝くゲームソフト しかもギャルゲーときた 「・・・・・・」 「あのっ迷惑だったら、その、べっ別に僕はっ」 「おう、サンキューな、時間があるときにやってみるわ」 「うっうん!返すのはいつでもいいから!」
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