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その日の春は夕飯もロクに喉を通らず、深いため息をずっとついていた。
そんな情報はすぐに隊士達の間に流れ込み、街の人にまで知れ渡っていた。
「春くん最近変だねぇ・・・」
八百屋のおばさんの間で人気の高い春が元気ないとなると、おばさんが騒ぐのも無理ない。
「どうしたのかしら?」
「お仕事うまくいってないのかしらねぇ?」
「・・・・・・はぁ。」
春は、薄暗く人通りの少ない裏路地へ入って行った。
「・・・あれ?いつの間にかこんなとこに?」
ザッ・・・
「え?」
目の前に現れたのは深い紫色の髪の毛に眼帯で、良い感じに着崩した着物姿の男がいた。
「ククッお前が春?」
「え、はい・・・あのどちら様で?」
「可愛いじゃねぇか・・・ククク」
「俺と会ったこと、ありましたか?」
「銀時とこの間話してただろ?」
「なんで知って・・・」
「可愛い面してんな?女みてぇだ。でも、誰が情報を止めてんだかしらねぇが、お前の情報だけせき止められてる。なぁ?なんでだ?ククククッ」
(こいつ、危ない・・・)
「お前、何者だ?」
「高杉晋助。この腐った世界を、いずれ壊す男だ。」
「世界を・・・?」
スッ
「あ、おい💦何してっ///」
高杉は春の股間に右足を入れ左手で両手を固定した。
「クックックッ。そそるねぇ、その顔。」
「高杉っ///」
「・・・晋助って呼べ。特別に許可してやろう。」
「こんなっ・・・やめ・・・っ」
グイッ
バキィィィッ
「ククッ。来るだろうと思ったぜ?銀時よ。」
「てめぇ、何してんだよ?」
「見てわかんねぇか?犯すんだよ。」
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