理想と現実

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ワタシは想いました 介護福祉士ってなんでしょぅか ―介護はしてあげるものぢゃない ―介護は利用者にさせてもらっている そろそろその言葉も心に通用しなくなってきました ここの職員はまさに 介護はしてやってる方針同様だったし― 認知症の利用者は何を言っても片っ端から忘れちゃうんです 何を言っても分からないのが病気でここにいるんですから それを職員は 【何度言えばわかるの?!こんなことしなぃでって言ったでしょ馬鹿!!また余分な仕事がふえるぢゃんか!】 といいビンタをするo ワタシはその光景をみていてなにもできない…共犯者です 夢を持って資格をとったのに夢と現実ってこんなにも違うものでしょぅか― ワタシはプライベートくらい仕事のことなんか忘れたい なのに主任のおだて隊がいつもの急な企画をたてました 【主任の誕生日会○○の居酒屋でやるから!!⑦時集合時間厳守ネ】 えぇ断れません 行かないとひどいめにあぃますから こんな職場辞めるのが妥当ですがワタシは負けたくなかったo いつか変わるはずだって信じていましたo 弱いされるがままの利用者がいる反面 ワガママ言いたい放題の利用者もいて お世話をなにからなにまでしても最初から最後まで【死んぢまえ!!】と言われっ放しで… そりゃ利用者は身体が言うこときかなくて辛いし悔しいんです 仕方ないんですo でもワタシだって人権はぁるo 名前の違うおなじように悲しむ人間なんです 弱い立場の利用者だからってなにを言っても許されるのは辛いんですょネ 存在まで否定されて 唯一の理解者のはずの職員がああだし ワタシはなにをしてぃるんだろうと―o なにをこんなにも耐えなきゃならなぃんだろぅ―…とo 介護福祉士という仕事に疑問を覚え始めた頃でしたo 介護の仕事の待遇を見直さなきゃ若い人たちはもうこんな仕事だれも選ばないと想いましたo
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